1.抜群の切れ味つづく極薄刃
卓越した技術により、丁寧に手研磨された鋭利な刃を持つ風車のナイフ。スムーズにカットされた食材の断面は見た目も艶やかで、おいしさを引きたてます。
※画像はアプリコットです。
中がフワフワでカットするのもためらってしまうメロンパンも、スーッと刃が入ります。パンくずが出ることなく見惚れるほどに美しい断面。
切れ味を保つ伝統技法
風車のナイフの刃は細長いクサビ状になっています。手研磨でのみ実現可能な驚くほど薄くシャープなエッジ。
150年前と変わらない伝統ある研磨「ゾーリンガー・デュンシュリフ技法」が施されているので、鋭い切れ味を保ちより長く使用することを可能にしています。
ゾーリンガー・デュンシュリフ技法とは
ナーゲルプローベ(親指テスト)
研磨されたナイフを親指に軽く押してみると刃先が僅かにうねり、小さなさざ波のような光が現れます。これは刃が極めて鋭い証拠で「風車のナイフ」ならではの特徴。
製造工程において複数回この品質検査を行います。
ファイングレージング
研磨の中でも特別な工程。刃を細やかに磨き上げ、わずかに残っている凸凹をなくし角度も均等にします。きめ細かく滑らかな刃は切れ味が良くなり長持ちします。
ブルーグレージング
ゾーリンゲン式研磨の中でも最も時間と手間がかかる繊細な工程で、一流の刃付けマイスターにより仕上げられます。
この技法で研がれた繊細な刃身は、青みががかったような虹色の研削条痕の輝きが見られるのが特徴。滑らかで美しい光沢のある仕上がりになります。
刃付けから柄付け
刃は柄の部分にしっかりと差し込まれ、折れてしまう心配がありません。ほどよく面取りされた持ち手は、刃の付け根部分に角度をつけることで握ったときの肌当たりが驚くほど絶妙に。
確かな技術と細やかな配慮により、手が疲れる事なくお使いいただけます。
2.木目の陰影が美しいブナの持ち手
天然木で作られた独特の風合いの持ち手は、ブナを長期間熟成させた特別な木材「アイスビーチ」を使用。
アイスビーチは白に近い肌色のベースにコントラストの強い木目が特徴。キメ細かな質感と堅牢性を持ち合わせ、北欧家具に多く使われいる大変人気の木材です。
ブラウン系の暗色が多いナイフの柄の中で、際立った表情を持つアイスビーチ。自然の営みで生まれる木目の豊かな表情は、ひとつとして同じものはありません。
3.150年愛される上質ナイフ
パンをカットしたら、そのままバタースプレッダーとしてお使いいただけます。ナイフとしての確かな切れ味だけでなく、テーブルで多用途に使う事のできる機能美あふれるデザインが魅力です。
先が丸いので、バターやジャムをすくうのもお手の物。慌ただしい朝の時間も風車のナイフがひとつあればOK。
卓上で使えるナイフはフルーツの皮剥きにも、その切れ味を発揮。鋭利な刃と相反する優しい印象の刃先。そのおかげか、卓上に出しっぱなしにするのも安心感がありますね。
「朝食用ナイフ」と称される風車のナイフは、毎日の何気ない食卓に豊かさをもたらしてくれます。
4.卓越した"世界唯一"の伝承技術
「風車のナイフ」は1872年の創業からの技術を大切に継承し、今も変わらず職人の手作りにより製造されています。
唯一無二の研磨技術をはじめ、地域の伝統となるナイフづくりの技術を後世に継承するため、作り手を育てながら地域の伝統を守っていく。そんなサステナブルなあり方も魅力のひとつです。
どの工程も愛情と誇りを持って行い、力を合わせて最高の製品を世界中に届けています。
扱う木材はすべてFSC認定(適切に管理された森林でできた木材)を受けたサプライヤーから仕入れています。
製造で使われるオイルや研磨ペーストはすべて200年前の調合レシピを使った自然由来のものを使用するなど、あらゆる部分で次世代へとつないでゆくサステナブルな取り組みを行っています。
機械化がすすみ、ゾーリンゲンの他のメーカーは作業工程を機械化していく中、現在はロベルト・ヘアダー社のみがこの伝統技術を守り、刃物を作り続けています。
「良い刃物は手で作られる」をモットーに丁寧に作られた高品質で歴史のある大変貴重なナイフ。
誇り高き風車のマークと刻印は、確かな品質を象徴しています。
5.おもてなしにも
刃先が丸みをおびたフォルムは「オールドジャーマンナイフ」と呼ばれる、ドイツの刃物の名産地ゾーリンゲンにおける最古の形状。
多用途に使いやすい形状と握りやすいサイズ感は朝ご飯から夕食後の団らん、そしておもてなしにもぴったり。
いつでもテーブルで使いたくなるようなナイフは、ずっと使える暮らしの道具として大切な方への贈り物にも最適。
トキラボでは心を込めてラッピングいたします。
購入前の確認事項
製品について
ご使用後は中性洗剤で洗い、乾いた布で水気を拭き取りよく乾燥させてください。
食洗器での洗浄、浸け置き洗いはお控えください。
定期的に刃にシャープナー(棒形状のもの)を軽く2.3度滑らせることで、切れ味を保ことができます。シャープナーや研ぎ石によっては刃身の表面に傷がつきますので予めご承知おきください。
柄部分のお手入れは、天然オイルを含ませた布で時々磨いてください。油分を補給し、木の滑らかさを長く保つことに役立ちます。
鋭利な刃物ですので、お取扱いには十分ご注意ください。
当ページはアイスビーチのページです。木目についてはお選びいただけません。
全体の形状
全長:220mm(刃渡り118mm)