南高 梅（なんこううめ）

紀州の梅として最も有名で人気のある梅、肉厚で梅干しに最適な品種！

• 難易度：育てやすく用途多彩！家庭向け果樹苗
• 植栽適地：東北～中国・四国・九州
• 収穫時期：6月中旬　結果年齢：1～3年
• 果実の大きさ：35～40g前後隔年結果：しにくい
• 自家結実性：1本でならない。（自家不結実性なし）
• 落葉性：あり（落葉樹） ※冬期は葉がありません。
• 樹高（地植え）： 2.5～3m位
• 樹高（鉢植え）： 1～1.5m位
• 栽培場所：地植え、鉢植え、畑、花壇
• 仕立て方：立ち木仕立て、開心自然形、変則主幹形
• 日照条件：日なた～半日陰
• 開花時期：3月下旬～4月上旬（白色の一重咲き）
• 耐寒性/耐暑性：普通/普通
• 備考：梅は自家結実性が弱い品種が多いです。花粉の多い品種を近くに植えると収穫量が増えます。
  1本でもなる品種もありますが花粉の多い他の品種を受粉樹として近くで栽培することをお勧めします。梅は放任すると巨木になるので、剪定でコンパクトに仕立てるとよいです。（受粉樹にお勧め！花粉の多い品種）
  受粉樹には花香実、鴬宿、甲州小梅、豊後、紅さし、改良内田、小粒南高、竜峡小梅
  

果肉が肉厚で種が小さい人気品種！紀州の梅として有名で梅干用品種として優秀品種です。梅酒用にはやや劣ります。豊産性で、陽光面は暗赤色に着色します。花粉は多く、受粉樹としても使えますが、南高だけでは実が成らず自家受粉しません。受粉樹として小粒南高をおすすめします。 （栄養）梅に含まれるクエン酸やリンゴ酸などの有機酸には疲労回復効果があると言われています。
クエン酸などの有機酸にはカルシウムの吸収を助ける働きがあると言われています。
梅干しや梅酒には食欲を増進させる働きもあるそうです。
ジャムやエキス、梅干し煮など加熱されれば含まれる糖とクエン酸が結合しムメフラールという成分が作られます。
これには血流を改善し、動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果があると研究されているそうです。